どんな舞台・ミュージカルでも、どんな役柄でも
安定感のある演技と歌声、さらにはダンスで魅せてくれるはーちゃん、
そしてそれらはさらに現在進行形で進歩を続けていると私は感じています。(2018-1-5)
以下、ホームページ作成当初の私の文章をそのまま載せておきます。
今となっては手直ししたい部分も多々あるのですが・・・
今回の「アイランド」のティモーン役ですが、南の島の純粋まっすぐな女の子です。初演時ではその役柄に合ったはーちゃんのまっすぐな歌声と独特の激しいダンスが、彼女の豊かな声量とともに観客を魅了します。個人的な意見ですが、あれだけ激しく踊りながら主役としてしっかり歌える人はなかなかいないと思います。
AKB48を昨年の9月に卒業した片山陽加さんですが、在籍当時は同期の渡辺麻友さんや柏木由紀さんほどの超人気メンバーではなく、シングル選抜にも一度も選ばれたことがありません。あまり光の当たる場所を歩いてきたわけではない彼女ですが、当時からAKB48劇場での歌とパフォーマンスには定評がありました。(14歳まで平尾昌晃ミュージックスクールに在籍していたそうです。)いわゆる生歌要員としていろいろなイベントにも参加して、さらにダンスの素人でも見てわかるキレキレのダンスを披露しておりました。MC力やバラエティ適性も備えており、たとえば数々の生放送で仕切りをまかされたり、そう言えばオールナイトニッポン生放送中に緊急地震速報をしっかり読み上げたこともありました。現在でも放送中の番組「アメスタ」やラジオ日本の「みゅーじっくほりっく」でもしっかりした進行ながらとても楽しい番組となっています。また、はーちゃんが良く出演していたテレビ局NOTTVの番組「AKB48のあんた誰」のプロデューサーであった現在TBSのプロデューサーの竹中さんは、信頼を寄せていることをうかがわせるお言葉をよく投稿なさっています。
とは言うものの、彼女は歌とダンスがしたくて芸能界に入ったもののもともとの性格は人見知りでかなり地味、いわゆるアイドルっぽく振舞ったりすることも含め損得勘定するのが得意ではありません。また努力を見せたりもしないタイプです。社交的に振舞ったりMC力やバラエティ適応力などいろいろなスキルは、芸能界で過ごす上でこれではダメだと思って一生懸命学んで身につけたものと公言しています。また、消極的だった自分に対しても「失敗してもきっとどうにかなるしどうにかできる、やるだけやろう!」という気持ちを持つことができるようになったと言っています。そしてスキルを高めました。
あまりスポットライトを浴びてこなかった彼女が地道に頑張ってスキルを習得して、芸能界で生き抜きさらに努力し上を目指し頑張る、そんなところが自分の境遇に結びつくところもあるのでしょうか、いわゆるアイドル好き以外のファンが比較的多いことにもつながっているのかと思います。片山さんのファンは老若男女幅広く、比較的紳士淑女が多いともいわれているようです。もちろん芸能界はいろいろな才能を持った方々がたくさんいて決して簡単ではありません。すぐに結果を求めるのも当然でしょう。それでも彼女は実際にミュージカル女優の夢をかなえましたし、さらなる夢をかなえてくれると思っています。そして結果としてわれわれの期待に応えてくれると思っています。
本ホームページを見て片山さんを気になった方、舞台好きな方は、是非彼女を応援してあげてください。ありがとうございました。 m(__)m